講座情報
| 講座番号 | 0005 |
|---|---|
| 日程 |
2027年1月14日(木)13:30~15:30 ※お申し込み締め切り:2027年1月13日 |
| 会場 | オンライン開催 |
受講料
- 共通:5,500円(税抜5,000円)
セミナー概要
ハラスメント防止の法知識を伝えても、職場での「行き過ぎた指導」や「ハラスメントを恐れた指導放棄」は減りません。根本的な原因は、職場のコミュニケーションが「縦の関係(上下・支配)」になっていることにあります。本セミナーでは、アドラー心理学の「横の関係(相互尊敬・相互信頼)」をベースに、ハラスメントが起きない組織風土の創り方と「心理的安全性」の高め方を学びます。大手企業等で提供実績のある管理職向け研修のワークを体験し、ハラスメント防止と部下の育成・エンゲージメント向上を両立させる実践的アプローチを体感していただきます。
カリキュラム
1. なぜ「法知識中心」のハラスメント研修は機能しないのか?
従来のハラスメント研修でNG事例を学んでも、「ハラスメントを恐れて部下への指導を放置する」あるいは「自分は大丈夫」という無自覚なバイアスを生むだけに終わりがちです。知識伝達だけでは現場の管理職の行動や意識は変わりません。単なるルール遵守を超えて、なぜ組織のコミュニケーション構造そのものを見直す必要があるのか、問題の本質を解き明かします。
2. 「縦の関係」から「横の関係」へ
言いたいことが言える職場づくり ハラスメントの根底にある「上司=上、部下=下」という『縦の関係(支配と服従)』から、アドラー心理学の『横の関係(相互尊敬・相互信頼)』への転換を学びます。「横の関係」を築くことで遠慮や萎縮が消え、上司も部下も互いに建設的な意見を率直に伝え合えるようになります。相手の尊厳を守りつつ言うべきことを伝える実践的対話法を習得します。
3. ハラスメント防止と「心理的安全性」が直結する理由
ハラスメント防止と心理的安全性は別個の課題ではなく、密接に連動しています。ハラスメントをゼロにする組織風土・対話改革こそが、職場の心理的安全性を高める土台となります。「勇気づけ」のアプローチによって失敗を恐れず発言できる関係性を築き、エンゲージメントの改善、トラブルや事故の防止、そして生産性の向上へと直結させる道筋を学びます。(
4. 大手企業導入事例に学ぶ「管理職向け研修」の体験
大手インフラ企業や製造業などで実際に導入され、成果を上げている実践型プログラムの一部をリアルに体験していただきます。「厳しく言うか、放置するか」で悩む管理職が、明日からの指導にすぐ使える対話フレームやケーススタディを体感。現場の管理職が無理なく腹落ちし、行動変容へつながる研修の進め方とクオリティを実感していただきます。
5. 次年度の研修・組織開発に活かす導入設計とチェック視点
セミナーで体験した内容を、自社の次年度「管理職研修」や「ハラスメント防止施策」へ落とし込むための設計ポイントを整理します。自社の組織風土やハラスメントリスクを点検するチェック視点を提供するとともに、単発で終わらせず組織のエンゲージメント向上へつなげる段階的な導入プロセスや社内展開の進め方をわかりやすく解説します。
受講者が得られること・学べること
・従来の「法知識・事例解説中心」のハラスメント研修が現場で機能しにくい根本原因
・現場の管理職が陥りがちな「厳しすぎる指導」と「放置(過度な忖度)」の境界線と心理的背景
・アドラー心理学の「縦の関係から横の関係(相互尊敬・相互信頼)へのシフト」によるハラスメント防止アプローチ
・「心理的安全性」を高める「ほめるでも、叱るでもない、勇気づけ」の関わり方と実践ワーク
・大手企業等で導入実績のある管理職向けハラスメント・心理的安全性研修の体験と自社導入イメージ
・次年度の社内管理職研修・組織開発施策を具体的にイメージできる導入プロセス
熊野講師の強みと特徴
早稲田大学卒業後、メルセデス・ベンツ日本法人の人事部門に勤務し、米国インディアナ大学経営大学院でMBAを取得。その後、米国製薬企業での採用・市場調査、保育サービス企業の事業運営、さらに自ら会社経営にも携わるなど、人事・経営・事業の各領域を経験してきた。こうした実務経験とアドラー心理学を融合し、単なる理論ではなく「組織の中で人がどう動くか」という視点から研修を展開。心理的安全性の高い場をつくり、参加者同士の対話を通じて主体的な気づきと行動を引き出すファシリテーションを得意とする。
お申込方法について
本セミナーは、企業・団体の人事・研修ご担当者様等(ビジネスパーソンであれば、通常の受講も可)を対象とした法人向けセミナーです。お申込みの際は、備考欄に「会社名・部署名」をご記入くださいますよう、お願いいたします。